OUR MIND利久箸の心 / 山は命の源

利久箸の由来

千利休が辿り着いた、
"茶の湯の精神・心遣いの極み"を
形にしました。

利久箸の由来はその名の通り、千利休が桃山時代に茶懐石用に考案したのが始まりです。千利休はお客様を招く日の朝に必ず、吉野から取り寄せた赤杉の箸材を心を込めて小刀で削り、一膳一膳、箸を作っていたそうです。削りたての杉の香りまで楽しんでほしいという、利休の心遣いだったのでしょう。当社でも、こうした心遣いの精神を大切にしながら、心を込めて利久箸をお作りしております。

素材へのこだわり

料理の味も香りも邪魔しない、
最高級の吉野杉・赤杉を用いた箸になります。

割り箸の素材には、柾目(まさめ)の美しさや芳香、感触の良さなど、さまざまな要素が求められます。そうした要素を全て備えているのが、吉野杉です。特に“赤杉” と呼ばれる杉の赤身部分は、昔から酒の味をまろやかにすると言われ、酒樽に使用されてきました。赤杉は、お膳の料理の香りや味を邪魔しないほのかな香りを持っており、箸材の最高級品とも呼ばれております。当社では、こうした赤杉などの吉野杉の良い部分だけを利用し、素材にこだわった箸を作り続けております。

「割箸=環境破壊」は、
大きな間違いです!

皆様は、割り箸が環境破壊ではなく、環境保護につながっているということをご存知ですか?杉の木は、植えられてから10 年後に除伐(良くない杉の木を除くこと)、さらに30 年以降は間伐(木を成長しやすくするため、間を空けるために伐採する)を行います。
良い木を、良い山を育てていくためには、この間伐を繰り返す必要があります。割り箸は、この間伐によって生み出される間伐材を再利用しているのです。割り箸づくりは、決して森林破壊をしているわけではなく、むしろ山を活性化させる段階で発生する資源を有効活用しているのです。これからも命の源である山を守り続けていく過程から生まれる自然の恵みで良い箸を作り、皆様にお届けしてまいります。

利久箸 製造工程のご紹介

利久箸の由来はその名の通り、千利休が桃山時代に茶懐石用に考案したのが始まりです。
千利休はお客様を招く日の朝に必ず、吉野から取り寄せた赤杉の箸材を心を込めて小刀で削り、一膳一膳、箸を作っていたそうです。
当社でも、こうした心遣いの精神を大切にしながら、心を込めて利久箸をお作りしております。

山は命の源

資源の有効利用で山を活性化させる。

箸材として一番適してるのは百年製の根元(一番玉)根元の上の部分(二番玉)を利用して創るのが一番です。なぜなら山に杉の苗木を植え10年経った頃除伐(良くない杉の木を除くこと)30年経った頃間伐(密植して木を植えてるので間を空け良い木を成長し易くする)丁度この頃に枝打ちを行います。枝が節になるのですが、年数が経てば節を包み素直な木になってるのが100年製の二番玉なのです。60年から100年たっても更に良い木を成長し易くするため、間伐は繰り返しおこなわれます。山を活性化させるには間伐は必要なことなのです。

その間伐材を使用して創るのが箸なのです。赤杉利久箸は酒樽の杉材の端材を利用して創られています。言わば資源の有効利用なのです。そして山を活性化させるには繰り返し間伐をし、最後に木がなくなったところに新たな苗木を植えて育てることの繰り返し、気が遠くなる事の繰り返しを行わないと、川が汚れ、海が汚れるのです。山は命の源なのです。

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